生きる : 劉連仁の物語

【中学校の部】 2016年
この書籍/本は2016年の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書です。

–  「生きる : 劉連仁の物語」を読んでみた印象 –
戦争時のお話で、外国人名(中国名)が複数出てくるので
あまり読みやすい本ではありません。
それにテーマがかなり重いので、理解するのも、感想を書くのも至難の業です。
特別、学校からの指定を受けているか、もしくは読書が好きで
常に本を読む習慣があるお子さんにはオススメです。
他の人とかぶりにくいと思います。

不幸な運命の中でも、生きることをあきらめない不屈の主人公への気持ちと、
「もし私が劉連仁なら~」「もし自分のお父さんが、劉連仁のように
連れ去られてしまったら、~」というような読書感想文を書くことができます。

(個人的な意見ですが)
最後の方で作者の考えとして、「非正規雇用」や「格差社会」について述べてあります。本の内容(強制連行と過酷な労働)とリンクしての記述ではあると思いますが、中学生の読書感想文にそこまで入れ込むのはどうかと思います。読書感想文はメインの劉連仁についてだけでよいと思います。

★読書感想文テンプレート★

□1944年、戦争のため日本軍により強制的に連れ去られ、北海道の炭坑で
苛酷な労働をさせられ、逃走後、山中を13年間も生き抜いた劉連仁さん
の物語です。なぜ、この本を選んだかというと
________________________________ だからです。

□物語は戦争の時代の話なので、知らない言葉が多く読みにくかったです。
/知らないことが多く興味深かったです。/自分の知らないことを知ることが
できて勉強になりました。/現在と比べておどろくことが多かったです。
とくに、________________________________ は印象に残りました。

□主人公の劉連仁は________________________________  な性格で、
それにくらべて私は________________________________ です。

□一番心に残っている場面は________________________________ のところです。
なぜなら________________________________ だからです。

□もし私が劉連仁だったら、________________________________ のとき、
________________________________ かもしれない。/していたかもしれない。

□もし私の家族が劉連仁のようにある日突然連れ去られたら、
________________________________  かもしれない。

□私は今まで劉連仁たちのような外国人について、
考えたことがなかったけれど、この本をよんで
________________________________ と思いました。

□物語や記録には残っていないがたくさんの人々が、戦争によって劉連仁の
ようにつらい/悲しい/ざんこくな/ひどい 体験をしたのだと思う。

□そのようなことをくりかえさないように、
________________________________ と思います。

 

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