このサイトについて

このサイトの基本的な目標!

1:しめきりまでに提出する!

しめきりまでに仕上げることを最優先することで、大切な夏休みを有効に過ごしましょう。苦手であればあるほど、読書感想文にムダな時間を使うのはやめましょう!

2:できるかぎりラクをする!

時間と労力を最小限に読書感想文を仕上げましょう。夏休みの宿題が原因のケンカ・お説教ほど、エネルギーのムダ使いはありません。読書感想文なんて、適当に片付けましょう!

3:上出来を目指さない!

テンプレートにしたがって埋めていくだけなので、ドラマチックでコンクール映えする仕上りにはなりません。常日頃から感想文や作文が苦手な子は平均点・合格点を目指すぐらいが、悪目立ちしないでちょうどいいと思います。

 

このような方にオススメ!

1:読書感想文を書くのが苦手

本を読むのはキライではないが、読書感想文を書くのがキライ
もともと作文など文章を書くのが苦手

2:あまり時間をかけたくない

読書感想文のために何日も時間をかけたくない
できるだけ効率よく、短時間で仕上げたい

4:何を書いていいのかわからない

頭の中にある読書感想をどうまとめていいかわからない
大げさでわざとらしい文章は書きたくない

 

お父さんお母さんへの注意事項!

お父さんお母さんへのお願いです!

※感動や共感を強要しない
※ダメ出しをしない(漢字の間違いや、てにをは、原稿用紙の使い方の間違いは訂正して下さい)
※プレッシャーをかけない
※見本通りに書かせない
※優等生的な内容を求めない
※自分らしさ(その子らしさ)を抑え込まない

すべて、子どもだった自分が大人にしてほしくなったことです。
今さら注意事項として書く必要もないものですが、人は忘れる生き物ですので念のために書きました。

その他のアドバイス・感想文の書籍・感想文サイトについて

◆ ふせんを書いて、あとでまとめる方法
推奨している本などがありますが、まとめるのが苦手なお子さんには不向きです。
スーパーで目についた美味しそうなものをカゴに入れても、献立はつくれないのと一緒です。
ふせんの取捨選択に困る(すてられない、えらべない、全部盛り込めない)ことで、余計に時間がかかり、読書感想文のハードルが上がります。

◆ そもそも、本を読むのがニガテな方に書籍・サイトの情報量が多い
活字がニガテ、読みたくない方に、ていねいに説明した書籍やサイトを読んで理解するのは、苦痛以外のなにものでもありません。この説明のページすら本来は読まずに、テンプレートだけ利用して感想文を書いてもらってかまいません。

◆ 見本や作文例を丸写しや推奨されるテクニック
大げさな感情表現や、登場人物に呼び掛けるなど見栄えのする仕上りになりますが、そのテンションのまま既定の文字数を書き上げるのは苦難です。とくに日常的にあまり感情的な表現(会話などで)しないのに、読書感想文だけそういうテイストだと恥ずかしいです。

見本を丸写ししたり、大人が代筆したものがコンクールなどに選ばれると、お子さんは複雑な心境になると思います。(罪悪感など)なので、読書感想文はある程度の完成度で仕上げたほうが、リアリティがあり、とくに小学生の読書感想文は成績等には影響しないでしょうから、提出することに意義があると思って割り切りましょう。

◆ あらすじは最大のワナ
読書感想文は大半をあらすじとあとがき(作者/著者のお話)でうめるというパターンが多いと思います。生徒すべての読書感想文に目を通している先生にとって、「またこのパターンか」と思うものです。成績に影響はないとしても、評価はされにくいです。独自の視点、文章力、語彙力、構成力、すべてにおいて評価が低く、頑張って書いても努力が無駄になってしまいます。

◆ 文字数を増やしたいとき
文字数をかせぎたいときオノマトペがあります。オノマトペとは、擬音語・擬声語・擬態語のことでキラキラやワクワクやドキドキなどがあります。
感動した→ジーンとした、緊張した→ドキドキした、驚いた→ギョッとした、などの表現の方が、子供らしいけどわざとらしくない表現として適しているように思えます。
子供に「どこがワクワクした?」「最初はムカムカした?」などの聞き方をした方が、言葉を引き出しやすいと思います。
その他にも文字数のカサ増しの方法として、登場人物や家族との会話文を丸ごと入れ込む、思い出話や体験談を入れるなどがあります。

◆ フィクション系には、追加情報や意見交換
「はこぶ」「ちいさなちいさな:めにみえないびせいぶつのせかい」などは文字数がそれほど多くないので、本を読む/文字を読むのが苦手なお子さんに向いています。ただし、本の内容から感想文を書くのは至難の業です。
読むこと以外にもネットや会話からの追加情報や意見交換によって、驚きや発見、「これからは注意して~を見てみようと思う」というような内容が引き出せます。
運ぶ道具や乗り物について、微生物や微生物の生成する身近な食品などについても話を膨らませることができると、本を読まなくても読書感想文は書けます。

※最後に、最重要事項※

読書感想文の文字は「ていねいに!」ではなく、「一文字一文字ゆっくり書く」ようにアドバイスをしましょう。ていねいは大人にはわかる概念ですが、お子さんにはわかりづらい表現です。たくさんの読書感想文を読まなくてはならない先生のためにも、清書用の原稿用紙に「ゆっくりと」書くように、ご指導をお願いします。