夏の朝

【中学校の部】 2015年
この書籍/本は2015年の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書です。

–  「夏の朝」を読んでみた印象 –
現代と昔・過去を行き来する(タイムトラベル)物語です。
登場人物はそれほど多くありませんが、複数回、
違った時代の過去に行きますので、そういった概念(タイムトラベル)を
理解できているお子さんには向いていると思います。

それほど、派手な大冒険や謎解きというわけではありませんが、
小さななぞや不思議が、物語がすすむうちに合点がいく
(理由がわかって納得する)部分が、そこかしこに散らばっているので
それを注意深く読み取れるかどうかがポイントです。

伏線(あとで答えがわかるなぞや不明点)を多く含む、
長い物語を読みなれたお子さんにはオススメです。

本書の中には、土間や広縁、お膳、背戸などなじみのない
言葉が含まれます。それについて細かく説明していません。

言葉の選び方、表現方法も、特別に子供向けにしているようでもありません。
ですから、そういったなじみのない言葉や表現方法に抵抗のない
(もしくは知らないことを自分で調べる、もしくはご家族に聞ける)
お子さんに向いているかもしれません。

母親や祖父たちの若いころ(幼少期)を見ることで、知らなかったことを知る。
もしくは、より親しく感じるといった感覚に共感できると
読書感想文が書きやすいと思います。
「もし私が~なら、~」「私は~のころの〇〇〇にあってみたい、なぜなら~」と
いった内容でも読書感想文が書けると思います。

★読書感想文テンプレート★

□この本を選んだ理由は、_______________________ だからです。
_______________________ なところが読みやすかった/読みにくかったです。

□主人公の莉子は亡くなった祖父の家で、夏の朝に過去の世界にいきます。
莉子は過去の世界で、_______________________ な体験をします。

□この物語は昔のお話なので、_______________________ など、
少し読みづらかったです。/知らない言葉もたくさんありました。/
昔の映画やアニメを見ているようでした。

□お母さん/お父さんの子供のころの姿は(写真やビデオ)  でしか見れません。
お母さん/お父さんは、_______________________
な子供だったと言っていました。/な子供だったのではないかと思います。

□もし私が過去に行って、若いころの/子供のころの お母さん/お父さんに会ったら、
_______________________ と聞いてみたいと思います/したいと思います。
きっと、_______________________ なのではないかと思います。

□私は莉子が過去に行くたびに、一緒にタイムトラベルしている気分になりました。/
話がわからなくなってしまいました。/たくさんの登場人物が出てきて、
こんがらがってしまいました。/ふしぎな感じがしました。
とくに、_______________________ の場面は、_______________________ でした。

□私は(場面/言葉/登場人物) _______________________ が一番好きです。
なぜなら_______________________  だからです。

□もし私がタイムトラベルができるなら、 _______________________
_______________________ のころの_______________________ に会って
_______________________ をしてみたい/聞いてみたいです。
なぜなら _______________________ だからです。

□この本を読むまで、お父さんやお母さんが 若いころ/子供のころについて
考えたことがありませんでしたが、_______________________
_______________________ と考えるようになりました。

□ある日、小さな子/同じくらいの子供が目の前に現れて、
「未来から来た私の子供/娘/息子だ」と言うことを想像してみたら、
_______________________ だと思いました。

 

※感想文の本を決められない場合は、
今までの青少年読書感想文全国コンクール中学校の課題図書