ぼくの、ひかり色の絵の具

小学校高学年の部2015年
この書籍/本は2015年の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書です。

–  「ぼくの、ひかり色の絵の具」を読んでみた印象 –
高学年向けで文章量が多いです。
物語はそれほど複雑ではありませんが、いくつかの問題を並行で
考えなくてはいけないので共感できる部分とできない部分等ができるかもしれません。
主人公の男の子は転校生で内向的で自分の意思をはっきりと言えないというタイプです。
その点に共感できれば、読書感想文は書きやすいかもしれません。

自分だけでなく、転校生の〇〇〇くんと似ているなどの表現で、
友だちとの交流に着目しても読書感想文は書けると思います。

物語の前半と後半では主人公の変化(成長)が見られます。
その変化を比較することで、物語をしっかりと理解していると
印象付ける読書感想文になると思います。
はっきりと意思表示しないと、友だちとも大人(両親や教師など)と
もしっかりとした意思の疎通がはかれないということです。

「理解してもらえない」「わかってもらえない」という不満と、
「きちんと伝えることができない」「どういっていいのかわからない」という
不安など悩み感じたことがあるお子さんなら、
共感した読書感想文が書けると思います。
その悩みをどう乗り越えていくかも加えるといいでしょう。

友だちとの関係、好きなこと(この物語では絵を描くこと)、
大人との関係(忙しい両親、苦手な担任の先生)など、
物語にはたくさんの要素が含まれています。
一番に関心があるもしくは共感できる部分を中心に
感想をまとめるとよいと思います。

あれこれといろいろな点について書くと文章の量は多くなり、
感想文の文字数はうまりますが、途中で何が言いたかったのか
わからなくなったり、まとめの部分で悩んでしまいます。
自分が書きやすい=興味があって、共感しやすい部分を
メインに読書感想文を書きましょう。

★読書感想文テンプレート★

□最初この本の題名の「ひかり色の絵の具」というのを見て、
_________________________ なのではないかと考えました。

□主人公のユクは小学校6年生で、水泳を習っていて、絵をかくことが
好きな転校生です。私と _________________________ なところが似ています。
だけど、 _________________________ なところが違います。
最初ユクのことを _________________________ だなと思いました。

□ユクは(お父さん、お母さん、担任の先生、ハネズ、いじめっ子)に、
_________________________ と言いたいのに、きちんと気持ちを伝えることができません。
もし私なら〇〇〇〇に、「 ____________________________ 」と
言うと思います。/私もユクと同じで言えないと思います。

□私は、 _________________________ のときに、
〇〇〇〇に、きちんと「 _________________________ 」と
言って気持ちを伝えた/伝えなかったときに、
_________________________  な気分になりました。/と思いました。

□私が一番好きな(場面、言葉、登場人物)は、
___________________________________________________ です。
なぜなら _________________________ だからです。
その場面で私は _________________________ という気持ちになりました。

□物語の中でユクは変わったと思います。前は ___________________
だったのに、 _________________________ になりました。
きっとユクは  _________________________ だったと思います。

□だから、今までのユクとは違って、これからは
_________________________ なるのではないかと思います。

 

※感想文の本を決められない場合は、
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